絵の作品など

これまでに私が夜なべして描いたファンタジー的いきものの絵・その他の良さげな絵などを置いています。

更新日:2026年 3月29日

◇ 不思議の国の 生き物図鑑 

・バジリスク (Basilisk)

読んで字の如く、蛇の魔物の王様。ヒキガエルが蛇の卵を温めたものとも、その発生方法は判然としません。
この個体は、森の中でゆっくり過ごしたがっているようです。

・キマエラ (Chimaera)

キマイラはもともと、古代の東地中海世界出身の魔物です。この子も強く育つのでしょうか…。

・そのほかの魔法生物

不思議の国は不思議と謳うだけあり幻獣・魔物の類はいますが、概ね無害なものがほとんどです。
(主に、19世紀の英国で知名度のあった空想上の生き物が中心です。)

・吸血鬼たち

太陽を恐れる人型の不死者。今から300年ほど前に現世のボスニア湾周辺から不思議の国にやって来たらしいこと以外、あまりよくわかっていません。

・小動物たち

ちいさき生きものさんたち。
人懐こさというものは外見からは分かりにくくて、むやみにお腹など撫でにいくと機嫌を損ねる可能性もあります。

・恐怖の森の住人たち

古い森はここ数百年で安全になったとはいえ、現在でも行方知れずになる人間が後を断ちません。森に出かける際には、必ず日没前には戻りましょう。
(11月と12月の間、森は完全に立ち入り禁止となります。)

・見知らぬ猫さん

人と話が通じたと思ったら、何かの拍子にまた振り出しに戻っていて徒労感でヘトヘトになってしまう…そんなことはありませんか?この猫と会話している時の気分です。

・ごく、ふつうの生き物たち

何を普通というかは大きくよりますが、例えばドイルさん家のマルチーズさんのようにごくごく普通の生き物もいます。かわいいね。

・バンダースナッチ

不思議の国がそう呼ばれる前の、気の遠くなるような昔にいたらしい不和を齎す魔物。
コイネーさんによると、流石にハートランド在住の上図↑の「バンダースナッチさん」と伝承のバンダースナッチは分けて考えないと辻褄が合わないらしい。

◇ 常夜の国 の生物図鑑 その①

・竜  (Jabberwock)

この長生きの竜は、無明の世界に無数に点在する国々を守っているうちの一人です。敵ではなく、むしろ味方寄り。
数百年くらいの間隔で時折ダメ元で不思議の国への強行突破を試みるため、向こう側の住民からは、「ジャバウォック」と呼ばれて少し恐れられてます。

・とりたち (Aves)

無明の世界に古来より住まうこの小さき鳥たちは、お喋りが得意なさえずり好きの民です。
彼らが将来就く仕事などは家柄や血筋、あと縁故採用などが多くを占めていて、少し息苦しさを感じます。一部の公務員や技術職は、反対にとても実力主義的です。

・一般市民のとりたち

なんとなくのほほんとしているように見える彼ら。
ご飯のことや仕事のこと、そして一年の多くを占める冬休み(半冬眠)を乗り切る娯楽探しが主な話題の種です。
娯楽の流行は一気に広まる傾向があります。


◇ 常夜の国 の生物図鑑 その②

・道端のとり 

道端にいる鳥たちは社会から爪弾きにされたわけではなく、地域社会・小さな共同体的な枠組みの自由を愛しているため国家や行政を信用していないという姿勢の現れです。
…端的に言えば、住宅などにかかる税金を払いたくないということです。

・メタフォラ  (Metaphora)

郊外や街の外でまれに起こる現象です。
不思議なことに、この真っ暗な世界に他の世界から無理やり入り込もうとすると不思議な姿へと一時的に変わってしまいます。 
何が生まれるか曖昧なたまごとか、明らかにこの世のものでは無いお魚とか。

・不審人物

相手が人型であろうと鳥の姿であろうと、(なんか出だしからちょっと会話通じないな…)と違和感を覚えたら最初は徐々に、そして後から全力で距離を取りましょう。

・悪寒の一族 (The Chilly)

彼らの人数は無明の国全体でも多くて20人ほど。そのうち最年長の何名かは何世紀も経って「崩れて」しまっていて、最も若い個体がこの世界生まれのハルマ家の2名です。

彼らの本体は手に触れることのできない体を持っていて、膨大な魔力で周囲の物体に霧や靄という霊障を及ぼしながら衣服や手袋を操り、まるでそこに透明な誰かが居るかのように姿を具現化します。彼らは如何なる武器や魔法でも殺せませんが、その一方で永遠の生にすっかり嫌気がさしてしまったのか、住んでいたはずの場所から応答がなくなることはあります。(居ない方は、お名前の前に「崩れた(Fallen)」と付きます。)

他の弱点として多くは磁器・陶器製の自身の顔(Visage)を家に大事に持っていて、これを無くしたり壊れたりすると数日間は間違いなく凹んでしまいます。

・この世の住民たち (Aves, Lynx)

水鳥に似たものから大きな鷲のような鳥さんたちまで、実に多種多様な姿の「とりたち」がこの世界には暮らしています。服を作ったり美味しい物を食べたりと文化力も高いので、この世界はほとんど彼らの支配する地と呼んでも良いかもしれません。

この他にも物を運べる力持ちのやまねこ、童話の中に出てくるようなかわいい怪物さんたちなどが暮らしています。
真っ暗で豊かな海の中には大きなシャケやニシン・ムール貝などが暮らしていて、遡上の時期になると沿岸の街はにわかに活気付きます。

🪼 切り裂かれた海の 生き物たち 

真珠の民 (Pearlqrescente)

「切り裂かれた海」という、過酷な天文学的な渦潮の世界の環境にほとんど完璧に適応して暮らすしたたかな生き物が…なんとこの小さな真珠の民(たみ)です。
普段はクラゲや貝といった生き物と共生関係にあり、水圧や猛毒をものともしません。真珠の民自体も、元々はクラゲの仲間でもあります。

戦死者 (Man of war)

この「戦死者」はこの海に住む悪魔的な生き物の中でも極めて危険なものの、同種(クラゲ)とみなしたものには無害な海の怪物です。
致死性の毒刺胞のドレスに加えて、爆発する泡を正確に砲撃する様はまさに軍艦のよう。そしてよく訓練された猟犬のような賢さと社会性があります。

◇ 逢魔の回廊

・平安京の鬼の一族たち

この回廊内から見て、おおよそ数千年前の京都から大規模な儀式を通じて渡ってきた鬼の一族です。寿命らしいものはありませんが、本来鬼が食べるべきでないものを食べたり、回廊から極度に離れすぎたりすると体調を崩したりして弱ってしまいます。

邯蜴(かんたん)と貪等(とんとう)には穢れがあるので現在は別々の場所で住んでいますが、幼少は共に砂浜に住む猩猩の元で育てられました。二人は本当に仲良く育ったため、邯蜴が彫刻の才を見出されて回廊内に住処を得た今でも、頻繁に交流があります。

・大古の伝承の鬼たち

この領域内に平安時代の鬼達が住み始めるよりずっと昔 (おそらく人間が文明を持つよりずっと以前の昔)、現世から現れて、この領域内に住み続けている強大な鬼たちです。

数こそ少ないですが、多くは社会や群れること自体を本能的に嫌っていて、訪問者に安息を乱されることをあまりよく思っていません。とても運の良いことに、その中で例外的に協力的な猩猩と祆玉は最初期に平安の鬼達が出会った二柱でした。

姿と名前が判明しているのは西戎の祆玉(しゃんゆ)と北狄の滄咒(かんしゅう) 、そして海辺の古寺に住む邯蜴たちの育て親:南蛮の猩猩(しょうじょう)の三柱です。

ここまで読んでいただき、大変ありがとうございます。

引き続き楽しいイラストや読み物をお探しの方は、「世界観の紹介へ」を押すときっと幸せになれることと思います。かわいいとりさんの国もありますよ。