不思議の国 (The Wonderlands)
不思議の国は、主となる四つの国、五十二の城砦、そして二百五十五の町・村々からなる群島の世界です。
ハート・ダイヤ・スペード・クラブの四つの国は、賢明な太公・女王の元で長らく平和が続いています。
最も不思議な立ち位置の国、スペードのクアグマイア。
(実際に大昔のトランプカードにBlack Mary(又はMaija)という、すべてのカードの中で最後までスペードのQを持ってると負けてしまうという古い遊び方があります。Quagmireとの言葉遊び。)
地図の詳細な解説はこちら。真ん中の地域がハート、その上がダイヤ。
その下の黒い色の地域がクラブ。右のクアグマイアはグレーな自治領扱いです。
人口は大きい順にハート>クラブ>ダイヤ=スペードという並びです。
常夜の国 (The Dawnless)
常世の国は太陽のない、夜の世界。
光源が存在しないため、ここで咲く花や植物、生き物はほとんど現世の草花とは別物のような見た目です。
住民たちの多くは不思議の国よりももっとほんわりとした、童話の世界のような魔物が多いのですが、一方でここには人間に近い見た目の生き物はほとんど住んでいません。
大小様々な動物は長い時間と共にこの世界に渡ってきたというのに、種族として人間だけが無理だった…というのはどうにも変です。恣意的な力が働いているのかも。
国や共同体のそれぞれに城主となる古い魔物がおり、最も栄えているのが竜の治める国。福祉制度と法典が整備されていて、「とりたち」という小さな小鳥たちが過ごす、のどかな楽園です。
- 大海洋、あるいは切り裂かれた海
天文学的な広さの水がどこまでも満ちていて、どこまで沈んでも水面も海底も無い、無限の海の世界がこの領域です。
他の世界とも比べてもその広大さ・環境の苛烈さは段違い。
完璧な生物に思える真珠の民でさえもおそらく永遠のものではなく、いつかはまた違う種がこの海を征するのでしょうか。誰にもわかりません。
貝の吐き出す泡から新しい貝たちが生まれて、それらがやがて一瞬だけ海の中に夕陽や砂浜を形作ったあとも、いつか全ては静かな海底へと帰っていきます。
逢魔の回廊 (The Carrion's Carridoor)
実在したとある郡(こおり)がモデルです。この世界は不思議の国などとの接続を拒む、とてもイレギュラーな領域のようです。
物理法則とは違う何かがこの空間を支配しています。
魚群が空中を泳ぎ、暗闇の中に海辺や破壊された船が突然広がる様は、まるで誰かの夢の中のよう。
食文化などは平安時代当時の東アジア地域と共通点がありますが、人の味覚が美味しいと感じるかは...ちょっとだけ慣れが必要かもしれません。
領域の中は、鬼達がいくつかの派閥に分かれて統治を行っています。
その中でも最初期の鬼たち(邯蜴や貪等らの祖先の鬼たち)は、今から数千年前に現世の京から儀式を用いて直接この回廊の領域に足を踏み入れました。
しかし、どうも彼らが一番乗りだったわけではないらしく……
猩猩をはじめとする古い時代の鬼たちは、彼らよりも遥か前にそれぞれ別々の方法でこの世界に辿り着いていたようです。
ここまで読んでいただき、大変ありがとうございます。
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特に、ダーク&メルヘンチックな読み物をお探しの方はきっと幸せになれることと思います。
かわいいうさぎさんたちのクイズもありますよ。